2005.01.04 Tuesday
アテルイ
市川染五郎
堤 真一
水野美紀
西牟田 恵
植本 潤
橋本じゅん
粟根まこと
他
劇団新感線の松竹バージョンとでも言うかshouchimixみたいな、そういうやつです。
まぁ、新感線の芝居をよく見てる人ならわかるのだけど、新感線は自分とこの劇団の役者をメインにして少しだけ客演呼んでやるときと、こうやって松竹とかホリプロと組んで有名人を主役に持ってきて、ほかにもテレビなどで活躍する俳優さんをつかってやるときとあるのですが、これはその松竹と組んだときのもの。
なので、出演者が豪華。
とりあえず、染五郎は舞台のときは本当にいいオトコです。
(注:舞台のときだけ)
隠し子がいたり、寺島しのぶを自分の結婚が決まるギリギリまでキープしておいてからあっさり捨ててみたり私生活の部分では最低なオトコなのですが、舞台に立つとほんと素敵です。
ただ、こういう私生活が芸の肥やしになっているとかいうやつがおるけど、んなことありません。
まじめに生きてても立派な演技をする役者さんはたくさんいてますから。
ま、それはさておき。
殺陣がうまいというかアクションのうまい水野美紀といういい女優をつかまえたおかげで新感線は結構たちまわりもできるヒロインというのを効果的に使えていると思います。
まだまだ脚本の中島さんにはもっとうまく彼女を含めた女性陣を使える本を書いて欲しいとはおもいますが。
それと、今回に限らず芝居が長い。
3時間は長すぎです。もっと尺を短くできると思うんだけどなぁ。
親友のリンダさんとも話してたんだけど、もうちょっとはしょれるところははしょって深く掘り下げるところはもっと丁寧に掘り下げて欲しいっておもいました。
もうちょっと話に強弱があって短くなってたらより印象的なのかもしれません。
あ、ついでに思い出したのですが、今年の5月ごろに公開される映画、「阿修羅城の瞳」はもともと新感線の芝居です。
阿修羅の役を宮沢りえさんがやるということで結構楽しみです。
あたしの中で阿修羅はちょうど宮沢さんがぴったりのような気がします。
(富田靖子さん、天海祐希さんの阿修羅も素敵でしたが。)
おっと、話がそれました。
アテルイ、総じて言うならば点数は75点。
舞台あまり見ない人でもやっぱ新感線はわかりやすいので楽しめますね。
お薦めです。
| maita-k | DVD | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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