2007.01.04 Thursday
Fantastic
APOGEE
声がキリンジ弟に似てるのできき間違える可能性あり、なのである。
若干スピッツにも似てるような。
そしてメロディはとてもメロディアスで繊細、時に大胆。
特にシングルカットされた「ゴースト・ソング」はサビが非常に印象的。
雨に紅花 爪を立てて 赤に濡れた
闇に夕顔 頬を撫でて 白く浮かんだ
メロディはこの歌詞とボーカルを引き立てるかのようによけいな味付けを施さずきわめてシンプルになり、雨露にぬれた鮮やかな色彩を聴くものの想像の中に描き出す。
このバンドはロックなのか、ポップなのか、テクノなのか、いまだによくわからないのだけど確実にいえるのは、一度聴くと忘れられない音楽センスを持ったバンドなのだということ。
アルバム「fantastic」というタイトルも、彼らの音楽、世界観を表現するのに最適かもしれない。
| maita-k | 音楽 | 18:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
この記事のトラックバックURL
http://elephant.tblog.jp/trackback/125083
TrackBacks