2004.12.05 Sunday

スクール・オブ・ロック

スクール・オブ・ロック
スペシャル・コレクターズ・エディション

ジャック・ブラック

by G-Tools


ジャックブラックの映画を見るのはこれが初めてです。
なんか愛しのローズマリーとか出てますよね、彼。
おもしろそうなんですけどね、顔がね、怖いの。
ダチョウ倶楽部の上島を凶悪にしたような顔なんですけども、やっぱりこの映画では最強に怖いシャウト面のカットがありました。
ツェッペリンの曲を車の中で歌うときの顔、あれは多分子供が見たら泣きます。

ストーリーとしては、まぁあるわけない、といってしまえばそれでオワリなのだけど、あったらおもしろいね、という見方をすればいいかな。
結局みんないい人ばかり、なのが少々物足りないのですけど、いうなれば「天使にラブソングを」のロック版みたいなもんでしょうかね。家族でにこにこ楽しくみれるよい映画です。こういうのあたしはすごく好きです。
HR/HMに対して勉強が足りなくてそのおもしろさを十二分に味わうことができてないとはおもうんですが、それでもおもしろかった。子役がみんなうまくてねぇ、楽器の演奏はもちろん演技もうまくて感心。
この映画のために楽器を練習した、とかそういうんじゃないんですね、みんなプロとか幼いころからやってる、とかそういう子供ばっかり。アメリカってほんと才能の宝庫ですね。

これ、続編とかでてほしいなぁとおもうのはあたしだけかな。絶対おもしろいよな。

| maita-k | 映画 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

2004.12.05 Sunday

神に選ばれし無敵の男

神に選ばれし無敵の男
ティム・ロス
ヴェルナー・ヘルツォーク
ヨウコ・アホラ
アンナ・ゴラーリ

by G-Tools


あたしの中では、ですけど。
タイトル負け。

えぇ。タイトル負けです。タイトルの書体に負けました。

タイトルとタイトルの書体のかっこよさに思わず借りてしまいましたが、日本人にとってユダヤ人と諸民族の問題についてはよくわからないというか共感しにくいところがあって神格化したような表現はあまりピンとこないのです。
神に選ばれた、という感覚がそもそもわからない。力が強いのは神様のおかげであり、それはユダヤ人だから、というような描き方はきっともっとそのあたりの勉強をしていると心情を理解できるのだろうと。
別にあたしは差別的なことをいいたいわけじゃなくて、もっとそれならば神が選んだという人々の描き方をもうちょっとドラマティックにして欲しかったなということです。
確かにティムロス演じる預言者は少々おおげさな演出かもしれないですけど、ヨウコアホラ演じる力持ちの男はベルリンまで見世物小屋で働くためにでてくるというのがなんだかなー。
自分の力を試したい、どうして神はこんな力を与えてくれたのか知りたい、という理由はもっともなんだけどもだからって見世物小屋かよ!という。
そして、結局些細な怪我から死んでしまうのですから、神が力を彼に与えた理由をもうちょっと明確にしてくれたらおもしろかったかもとおもうのですね。ただ、これ実話を基にしてますからストーリー自体を変えるわけにはいかないのですけれども。

| maita-k | 映画 | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) |