2004.12.20 Monday

CQ

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フランシス・フォード・コッポラ


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コッポラの息子さんの作品。
娘さんのほうはこの映画にもチョイ役ででているあの「ロスト・イン・トランスレーション」監督ソフィア・コッポラですね。
同じコッポラつながりでみたわけですけれども、どちらがよかったかときかれたら断然ソフィアの作品です。
こちらの作品はみる人が見たらとてもおしゃれでおもしろくてサイコー!と思うかもしれないのですが、あたしはあいにくバカなのでおしゃれなだけではすきとは思えない。
確かに、主役の女優さんはモデル出身だけあってものごっつい美人です。ありえねーってくらいね。
でも、それだけなんですよね。あたしにとって。
ソフィアの映画にある「物憂げな日常の断片」みたいなものがあたしは多分好きなのです。
決して煌びやかではないありきたりな毎日の中にこそある綺麗で儚いもの。
ふと気付いたときに感じる驚きや切なさとか、そういうものを映画に描き出すのがうまいと思います。
こちらのコッポラさんは別にそういうものを表現したいわけじゃないと思うので、ソフィアのつくるものと比べるのは失礼なのかもしれないですね。

いまんところ、続けてみたいと思うのは「みつばちのささやき」と「ひかりのまち」です。
どちらもコッポラと何の関係もありませんが。

| maita-k | 映画 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) |