2006.05.06 Saturday
ハッピーエンド
ジョージ朝倉
ピースオブケイクではじめてジョージ朝倉をしって、それからこの人の本をもっと読みたいと思った。
そしてビレバンで買ったのがこの本。
えこちゃんがおすすめっていってたしね。
ハッピーエンドと銘打ったこの漫画は、ありきたりのハッピーエンドではなくて、もっとこう・・・なんていうんだろう「青春」っていう言葉の前でひたすら「青春なんてクソ食らえ」って思ってる人たちこそ青春してて、ハッピーエンドを素直に受け止められるんじゃないかと思えるようなそんな感じ。
ありきたりだとおもっていた日常が実はそれぞれが非常に微妙な確率の上でしかなりたっていないもので、そんな微妙な均整が保たれた世界はみんなが思う以上にあっさりと崩れてしまう。
ある日突然、現れて、そして去っていく。
出会いと別れなんてそんなもんだと覚悟しているようで我々はそれを受け止めるとき、とてもナイーブになる。
傷つきながらでも前に進まなきゃならないし、傷ついても時間は平等に流れていくし、やっぱり受け止めていかなきゃならない。
それに気づいて、諦めたときにこそ、すべてを受け入れる心の広さがうまれるのかな、なんて思ってみたり。
だめだ、ぜんぜんまとめになってねぇ。
| maita-k | 本 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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