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2005.10.26 Wednesday

吉原御免状

新感線プロデュース(かな)吉原御免状みにいってきました。

天保十二年のシェイクスピア同様、原作があるお話の作品だったのでとてもよかったです。(とかくとまるで中島かずきがだめみたいじゃないか、と思うけど、それについては・・・。)
あて書きをしていないからか、じゅんさんが轟天にならず、河野まさとさんが裏切りそうで、裏切らなかったり、裏切ったりみたいなのがなく、うこりんも裏切らずに普通によい人のままだっただけでもかなり新鮮だった。
やっぱり中島かずきがかくと、確実にうこりんは裏切り者とか敵キャラなので。
まこりんは正統派で悪役してて素敵でした、今回。
でも、やはり素敵という言葉が一番似合うのは主役の堤真一さんですな。
声といい体つきといい、最高にカッコイイ。やばい。

それに花を添える松雪さんと京野さん。
松雪さんは声の出し方も色っぽくてよかったなぁ。
ふるちんとの濡れ場はすごいなーって思ったけど、キレイだったからよかったです。太ももとか真っ白だったわん。
京野さんは今までの芸歴をくつがえすような色っぽい役で新境地を開いたような気がいたします。スポーツ系のニュースでも取り上げられていましたが、実際に色っぽくて女としての色香に長けていたのは松雪さんなのです。でも、京野さんの今までにない演技が注目されていたのは素敵なことだと思います。
微妙に声がちょっと色っぽくなかったけど、しょうがないか。

あと、藤村俊二さんはせりふを忘れたり間違えたりもう、見てるこっちがハラハラ。お年寄りだからしょうがないという人もいるが、そうなんだろうか・・・。
お年を召した役者さんでもしっかりセリフを喋る人はたくさんいるし、ましてやお金を取ってやってる舞台なんだから、もうちょっとしっかりしてほしいと思ったよ。

あと、どうでもいいかもしれないが、やっぱり着物系の衣裳は背があまり高いと似合わないね。主人公の大立ち回りはやっぱり背が高くてがっしりしてるほうが似合うけど、脇役でひょろりと背が高いと着物が似合わなくて、浮いてしまう。
いいたいことはわかるね、吉田メタルくん。(苦笑
いや、あなたの演技はよかったけど、やっぱ変に目立っちゃうよ。

ということで、いろいろお話の筋についてかたりたいことはありますが、今回はこのへんで。

| maita-k | 舞台 | 12:20 | - | - |