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2004.07.23 Friday

トゥルーマン・ショー

トゥルーマン・ショー
ジム・キャリー



アンドリューニコルが脚本のみ携わった映画、トゥルーマンショー。
トゥルーマンという男の人生そのまま24時間生放送ってことで、ハリウッドに超どでかいドーム型セットをつくり、生まれたときからずっとそのセットの中で真実を知らせずに生活させてる。

齢も30を過ぎてあるとき、ひょんなことから疑いを持ったトゥルーマンが前触れもなく突然あるビルのエレベータに乗ろうとしたら、セットがみえちゃったりするシーンがあるんやけど、ドーム型の完全な街を作ってるなら、裏方まで全部完璧につくりゃええのに、とか思ったり。

奥さん役を演じている女優さんはトゥルーマンとその世界では夫婦やけどさ、夫婦生活まで演じてるんかな、だとしたらすごい女優魂よな・・・。
好きでもない男と寝ないかんだけでなく、コドモもつくらないかんのかな・・・。
そこらへんはちゃんとピルとか飲んでるんかもしれん、ってそこまで考えなくていいって、私。(苦笑 
というか、トゥルーマンの親でさえ嘘物やからコドモができたっていうて実のコドモじゃなくてもええんかもしれん。

ま。

セットの月がでかすぎてもそれをおかしいとおもわへんトゥルーマンをみていると、ふと思う。

私の周りは実はすべてにせものなんちゃうか、とか私が見えている世界って実は私だけにしか見えてない世界なんちゃうかって。
映画マトリックスみたいに実は羊水みたいななかに浸かってて電気刺激だけでこういう世界に住んでいるって思い込んでるだけかもしれんって。

でももし今までのことすべてが嘘で塗り固められたものやとしても、私自身は嘘やないし、感じ取るすべての出来事は私にとっては本物。
楽しいことも辛いことも今までの思い出も全部私の中にある。

そう考えると、うそやったり、夢やったらええのにって思うことようさんあるけど、私っていう生き物が存在してるのんだけはほんまっぽいな。

・・・たぶん。

| maita-k | 映画 | 17:01 | comments(0) | trackbacks(0) |










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