2006.05.01 Monday

ACO「Mask」

ACOの新作、といってももう2月末に発売されていたのだけど、そして持っていたのに聴いてなかっただけなんだけども。
maskACO BUTLER
CHRISTPHER
B000E1NY3A

このアルバムのバランスの不思議さが印象に残るなぁ。
すべてデジタルを感じさせるつくりではあるんだけど、デジタルなのに歌唱法や歌詞がすべていい意味で弛緩してるというか・・・。
デジタルであってもそこに人のアンニュイな部分を表現していて、童話のような優麗さと素朴感を思わせる。
リクノリトウなんかは世界観が新井昭乃のような感じ。
女の子が思う御伽噺の世界観が音で表現されているようなそんな気がします。
まぁACOがあの以前の歌唱方法を変えてしまって、あたしはちょっと残念ではあるのだけど、それでもやっぱりACOの前々作「Material」からのこの昇華(消化)具合はすばらしいと思う。
って前作全然きき込んでないんだけども。
前作はちょっと昇華しすぎた感があって。
今回はほどよく戻ってきたような感じですね。
特に「不安なの(newver)」は、めちゃんこツボに来た。この曲を聴くだけでこのアルバムを買う価値あるかも。って6曲は少なすぎだけどなー。
もっと聴きたいなー。

| maita-k | 音楽 | 16:18 | - | - |