2005.01.26 Wednesday
Push the Button
The Chemical Brothers
前作ではシングル化されたSTARGUITARに代表される透明感のある極彩色の音色を届けてくれたが、今回はまた方向をかえていい意味で泥臭くなった感じがする。泥というか土というか。
まぁ、全ての曲がそうだ、とはいえないのだけど、そういう色が今回追加されたというか。
1曲目はかなりエスニックな感じか誇張されているけれど、それでもケミカルというオリジナリティは失わない。
3,4曲目あたりから俄然彼らの独自色が色濃く出始めて、安心して聴ける一方、こんな曲、メロディ、アレンジもありかー!みたいな驚きと新鮮さを我々に与えてくれる面白さ。11曲目とか特にいい。
アルバムとしての流れも意識しているのか、曲それぞれはしっかりと独立しているのにトータルするとすごく綺麗にまとまっている。なので、何かしながら聴いていると「あれ?もうおわり?」みたいなことになる虞も。(苦笑)
とりあえず一回流して、2回目からその曲その曲のおもしろさを堪能する。そしてまたアルバム全体で楽しむ。
そういう聴き方ができるアルバムです。
オラー、ライブいくぞオラー!
追記:
2chとかみると華がない、という意見が多いのだな、このアルバム。
確かにCome With Usにあるような極彩色の音色という感じはしない。
というか本能レベルで実感する躍動感というかそういうのが少ないのかな。
ドーパミンキターーーー(・∀・)----------!!!
みたいな感動を期待していたのはあたしもそうなのだけど、これはこれで渋くていいんじゃないかと思ったり。
毎回毎回あんな煌びやかなカーニバルっぽいアルバムつくられてもそれはそれで困るしな・・・。つーか、何を期待してるんだろ?ケミカルに。
それによって違うんだろうな。
| maita-k | 音楽 | 00:21 | comments(2) | trackbacks(0) |
初めまして。俺も最近聴いたんですが、いい意味でいつものケミカルっぽくないですよね。1曲目聴いたときにはCD間違えたかと思いました(笑)なかなか楽しめたアルバムでした。4と11が好きです♪
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sho | 2005/01/28 1:06 PM |
はじめまして!確かに今回のケミカルはケミカルぽくない!でも、リミックス盤を聴いたらなんか妙にはまってしまって、最近ずっとケミカルばっかりきいています。
4と11いいですよねー!!!
| まいたけ | 2005/02/01 1:01 PM |
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