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2004.08.15 Sunday

ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に
フランク・ダラボン



いつからかなぁ。
この映画を見たいと思いはじめて5年は軽くこえてるんやけど、映画館で見なかった映画はそのまま見ないことが多いので、この映画もみることなく今に至りました。
名作、名作と名高い作品なだけに変に安心してしまって急いでみんでもえーやん、とか思ってしまってたのも私のあかんところです。

実際、今日やっとみたわけなんですけど、確かにいい作品でした。
わたしは根性なしなのでメリハリのないシーンが続くと辛気臭くて早送りしてしまうんです。
せやけど、この作品では一回も早送りしようとおもわへんかった。
ティム・ロビンス演じるアンディーやモーガン・フリーマン演じるレッドの話す言葉がどれも深くて、どれも見逃したくないって思ってしまうんです。

ティムもモーガンもどっちもすごく演技に味わいがあって深くて、しゃべらへんでもそのしぐさや目だけですごく演技しはるからそういうところも見逃せない理由です。
徹底的に救いようのない悲劇でもなく最高に楽観的な娯楽作品でもない。
刑務所の中でもアンディーが決して希望を失わずに、あくまで自力でその希望を叶えようと20年近くもの間こつこつと実直に生きる様にすごく心を打たれます。
媚を売るために自分の能力を活用するんじゃなくて全ては自分の持つ希望を叶えるためなんです。
「心の中には誰にも奪えないものがある。それは希望だ」というアンディーの言葉に対して「諦めろ」といっていたレッドもアンディーをみているうちに徐々に自分の心の片隅においやっていた希望のかけらに気づいていくあたりがとても素敵やなぁと思います。

ティム・ロビンスの監督した(?)デッドマン・ウォーキングをみたいんやけど、amazonでみたら結構高い。
2500円くらいやったら絶対買うねんけどなぁ。
とりあえずティム・ロビンスが主演男優賞をとったミスティックリバーなら家にあるのでそっちみようかな。
って別にティム・ロビンスのファンってわけちゃうんやけど・・・。

pinoの満足度 ★★★★★



映画データ
題名 THE SHAWSHANK REDEMPTION(邦題 ショーシャンクの空に)
監督 Frank Darabont
出演 Tim Robbins(Andy Dufresne)
Morgan Freeman(Ellis Boyd Redding)
Bob Gunton(Samuel Norton)
William Sadler(Heywood)
Clancy Brown(Byron Hadley)
Gil Bellows(Tommy Williams)
James Whitmore(Brooks Hatlen)
原作
Stephen King
「RITA HAYWORTH AND SHAWSHANK REDEMPTION」
脚本 Frank Darabont

| maita-k | 映画 | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) |










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