2004.11.24 Wednesday

MONSTER

MONSTER



「世界で最も美しい50人」に選ばれるほどセクシーで美人で非の打ち所のないシャーリーズ・セロンが「まさか自分にこんな役のオファーをもってくるひとがいるなんて」と驚いたというのもうなづける。
連続殺人犯アイリーン・ウォーノスは別に美人殺人犯じゃない。
歯並びが悪く下品で粗暴な中年女性だ。

その分、この映画はシャーリーズが13キロ以上も太って2時間以上かかる特殊メイクを施し、美女が醜悪な人間を演じるというところに注目が集まっているのが、損だなとおもう。
この映画がいいたいことはこのアイリーン・ウォーノスという女性がどうして罪を犯したのか、人を殺めなければならなかったのか、であって別にシャーリーズの大変身のすごさじゃない。
もちろん、この努力は本当にすごいしアカデミーで最優秀主演女優賞を取るには充分すぎるくらいの演技だったと思うのだけど、やたら美人女優がブサイクに変身というところだけが取りざたされて映画自体が過小評価されてしまっているのではないかと思ってしまうのだ。

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| maita-k | 映画 | 15:50 | comments(0) | trackbacks(0) |