2007.02.22 Thursday
green chord(初回生産限定盤)
ACIDMAN 大木伸夫
待望のACIDMANニューアルバム。
シングルカットされていたプリズムの夜を含む13曲。(内2曲インスト)
ACIDMANのよさはなんといってもVo.大木の声とスケール感の大きな歌詞だと思う。
なんかの冊子で読んだのか、聞いたのか忘れたけど、昔、大木さんの書く歌詞はスケール感がでかすぎるといわれたことがあるらしい。
でも、それがこういうひとりぼっちの静かな夜に聴くにはとても心に染みるのだった。
いや、染みるというか、変に「何でもわかってるよ」的な共感ソングと違って、もっと大きな視野で物を見ることで優しくなれるってことを教えてくれるような感じ。
前述した「プリズムの夜」は特にお気に入り。
明確なストーリー性やテーマは読み取れないが、全体に流れる空気感、叙情感は非常に魅力的で、特にサビへ行く前の大木のVoと演奏が静から動へ流れゆくさまがまるで小川から大きな流れに変わるようにドラマチックなのだ。
いらいら、ごちゃごちゃした日常とは違う別の世界へぐっと引き寄せて、そして抱きしめてくれるような安心感。
それがここにはある。
| maita-k | 音楽 | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
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