2004.11.09 Tuesday
ドーン・オブ・ザ・デッド
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予告編じゃありきたりでまっとうなホラー映画だったのに、見てみたら今までにないすごいホラー映画だった。
冒頭から理由の説明もなくゾンビが襲撃。
あれー?なんかすっとばして見ちゃったかなーとDVDのリモコンで確認してしまいそうなほどしょっぱなからパニック。
でもここをはしょっちゃった分、思い存分にゾンビや主人公たちを描けるわけで。
妊婦とかが登場人物にいた段階でもうその人の行く末はわかっちゃうんやけど、赤ちゃんのゾンビってなんかせつないわー。
単純に赤ちゃんもゾンビやで!っていう怖さを視覚的に表現してるだけやねんけどね、あたしはそうは見れなかった。
知り合いに子持ちがおるからなぁ。自分の命を受け継いだ新たな命がうまれた段階ですでにゾンビて、なんか辛いわー・・・とかおもったなぁ。
いや、これはわらいどころちゃうで、ほんま。
妊婦とかが登場人物にいた段階でもうその人の行く末はわかっちゃうんやけど、赤ちゃんのゾンビってなんかせつないわー。
単純に赤ちゃんもゾンビやで!っていう怖さを視覚的に表現してるだけやねんけどね、あたしはそうは見れなかった。
知り合いに子持ちがおるからなぁ。自分の命を受け継いだ新たな命がうまれた段階ですでにゾンビて、なんか辛いわー・・・とかおもったなぁ。
いや、これはわらいどころちゃうで、ほんま。
素直に笑えるのは主人公たちが逃げ込んだ巨大ショッピングモールのなかで安全やからと、だんだん暇になってきてみんな遊びだすところ。
壁に絵書いたり、ファックしてみたり、ビリヤードしてみたり(してたか?)、豪華なディナーたべてみたり。
だって、モールの外は隙間もないくらいゾンビだらけやねんで。みんなゾンビ。
ゾンビ、ゾンバー、ゾンベスト!ってくらい。(意味不明)
あれはかなりシュールやわー。ホラーものなんて好き好んで見たことないあたしでさえ、ゾンビええなーとか思った。
いや、ゾンビがいいんじゃなくて、このシチュエーションが。
それにしてもこの映画に出てくるゾンビってめっちゃアホやねんけど、足が速い速い。
みんなアスリートなみに駿足で主人公たちのおるところにものごっついダッシュで走ってきはる。
角とか曲がるときものすごいかっこええねん。笑える。
遠くから映してるカットとかでも主人公たちのおるところにわらわらゾンビが集まってくるのがナイス。
きっとアメリカ人もここでは爆笑してると思う。
これはこれで、ゾンビ大運動会、みたいな映画できるんちゃうか、とおもた。
で、主人公たちのおるモールから目と鼻の先に武器屋がうまいことあるんやけど、そこの人もまだ生存者で、ボードにメッセージ書いて会話してるうちになかよくなってくるんやなぁ。
ここはほのぼのしててなんかよかったんやけど、武器屋ってことで銃の腕がよいからとビルの上から遊びでゾンビ殺しとかするシーンはなんかびみょーやった。
主人公たちのいる側で人物を指定して、武器屋のアンディーがどれか見つけて撃つ。
明らかに人権とかないねん、まぁ、すでに死んでるわけで、死んでる人間に人権なんてみとめられへんのかもしれへんけど。
映画の中で愛する人物、家族が感染してしまってゾンビになってしまうという事実を受け止めるのがいやだったり、感染したからって殺したくない!みたいな人たちがおるんやけど、そういう身内が感染してしまう、ゾンビになってしまう、ってことに対してはすごい拒絶感があるわりには、身内じゃなかったらほんま犬畜生レベルで人間を見てるところが怖いなーと思った。まぁゾンビになってしまったらもう人じゃないのかもしれへん。モンスターでしかないんかな。
あ、それと、主人公たちが已む無く装甲車(お手製)でモールを脱出するときのシーンは見もの。
車を取り囲むゾンビの数がもうスーパースターのコンサートの楽屋口どころじゃなくってそれこそリオのカーニバルみたいなすごい状態。
ありゃーすごい。もうゾンビひとりひとりのこわさとかないもん。
個体として認識できない。
どきっ!ゾンビだらけの水泳大会!みたいな。(ちょっと違う)
あのシーンを考えついた人は絶対「これめっちゃおもろいやん!絶対うけるで!!」ってガッツポーズしたと思う。
ま、そんなかんじで、日本のおどおどびくびくするホラーとは違ってかなりアクション&演出が派手なゾンビ映画もいいですよ、ってことで。
| maita-k | 映画 | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) |