2005.04.21 Thursday
BOOM BOOM SATELLITES「FULL OF ELEVATING PLEASURES」
[音楽]
FULL OF ELEVATING PLEASURES
BOOM BOOM SATELLITES
今までのアルバムの中で一番ロック色が強い作品。
そして川島さんのヴォーカルがよりfeatureされている感じ。
というか・・・メロディにあわせた歌唱が多くなっている。
PHOTONなんかではよくわかるのだけど、歌っているというより喋っているほうが多いので、おそらく今作からファンになった人はこのギャップに戸惑うかも。
DIVE FOR YOUに象徴されるロックテイスト炸裂の一般的なうれ線曲だけがすきなひとには今作はすごく素直に受け止められるのだろう。
ライブも見に行ったけど、CDとは全然違う。
この臨場感、迫力、轟音。
これは実際にライブに行ったもののみが体感する快感。
体が音楽という名を借りた巨大なうねりにのみこまれていくのをリアルに感じることができる。
だというのに、ボーカルの入ったリズムの早い曲では大いに盛り上がり、ボーカルの入らないテンポの遅い曲ではつまらなさそうな顔をした男の子たちがちらほら。
そういう子を見ているとBoom Boom Satellitesのよさをまだまだあまり分かってないのかなと思ってみたり。
迫力と轟音と川島さんのVocal(しかも少しかすれたようなそれでいてのびのよい声)が重なるだけでそこには別の空間がうまれているのだよ。
そこに感動できるようになってくれ!
ブンブンのライブでももちろん暴れてくれてもいいけど、暴れたいだけならほかのバンドでやってくれ、と思いつつ。
好きな曲はMoment I CountとSpineとRise and Fallとか。